【テッド・ラッソ】シーズン3 第3話感想 やっぱりザヴァがズラタンすぎる!

2話でリッチモンドへの加入が決定した伝説的ストライカー ザヴァがいよいよチームへ合流しました!

ズラタン・イヴラヒモビッチに寄せてきたなあというルックスのザヴァですが、キャラクターもプレーぶりもズラタン感満載でしたね。

その王様感、放たれる言葉の数々がなにやら無駄に名言風なところ、ピッチ上での異常な勝負強さ、そしてアクロバティックなシュート!

チームメイトとの初対面で、まず「この中で最も重要な人と話したい」と、用具係に声をかけ「君の情熱が俺の原動力だ」と感謝を示し、いきなりチームメイトたちを「俺の兄弟」と呼び、みんなで深呼吸をしようと呼びかけ、深呼吸後に「1つになれた、俺はいない、君もいない、いるのは”俺たち”」と説く姿は、どこかの宗教の教祖様のよう(笑)。ズラタンのキャラクターのデフォルメのしかたとしては完ぺきではないでしょうか。

ザヴァ加入に浮足立っていたチームメイトの多くはすっかり心酔。エースストライカーのジェイミーだけは不満げですが…。

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“戦術ザヴァ”でリッチモンドは快進撃

正直、ストーリー的には、ザヴァ加入したけどチームがうまくいかないパターンを予想していたのですが、リッチモンドはザヴァ効果で連勝街道へ。快進撃を続けます。

ダニ・ロハス
「サッカー命」ダニ・ロハス 出典:AppleTV+

「サッカー命」の陽気なメキシコ人フォワード、ダニ・ロハスのザヴァへの心酔ぶりがかわいいですね。実際のサッカー選手も子供のころの憧れの選手と同じチームになったりしたら、あんなふうに舞い上がってしまうのかなと思ったりしました。

一方で、チームの”元”エースストライカーになってしまったジェイミーは、不満が募る一方。そんな中、これまで微妙な関係だったロイに励まされ、上を目指して朝4時からトレーニングを行うことに。

シーズン1では王様キャラで憎まれキャラだったジェイミーも、すっかり好感度高いキャラになりましたね。タートとロイの正反対キャラの組み合わせはすごく好きなので、この後のエピソードでのロイ&ジェイミーコンビの活躍に期待したいです。

ちなみにズラタン・イブラヒモヴィッチの名言の数々をご紹介

ザヴァのモデル?でもあるズラタン・イブラヒモヴィッチですが、ピッチ内外で規格外の伝説を残しています。彼の規格外ぶりを表す名言を調べてみました。

“I am Zlatan.”(「私はズラタンだ。」)
これはイブラヒモヴィッチが自身の存在感と自信を示すためによく使われるフレーズ。ズラタンはズラタンでありズラタンであるのです。(進次郎構文)

“Lions do not compare themselves to humans.”(「ライオンは人間と比べられない。」)
ズラタンが自身の卓越性を表現した言葉、他の選手や人間との比較を拒絶されています。ズラタンはズラタンでありライオンでもあるのです。

“I came like a king, left like a legend.”(「王のように来て、伝説のように去った。」)
ズラタンがクラブやリーグを去る際に放たれた言葉。自らを伝説と表現できてしまう選手はズラタンしかいないかもしれません。ズラタンはズラタンでありライオンであり伝説でもあるのです。

こういうブレない王様メンタリティ、憧れちゃいますよね。しかもこのビッグマウスが嘘にならない実績を残しているのがズラタンのほんとうにすごいところ。

テッド・ラッソの「ザヴァ」というキャラクターは、このズラタンの王様感をうまくデフォルメして落とし込んだキャラクターだなと感心します。サッカーファンが見るとついクスッとしちゃいますが、決してズラタンをディスってはいない絶妙なラインのキャラ設定ですね。

さてさて、ズラタン加入で絶好調のリッチモンド、このまま快進撃を続けるのでしょうか?とはいえまだ3話ですからね。どんな展開になるのか楽しみです。

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