3話の急展開後 スラウハウスのメンバーたちは
電話でラムに「クビだ」と言われてしまった、新ポンコツコンビのマーカスとシャーリーは、クビを言い渡されたのが「クスリをやってたシャーリーだけか、それとも2人ともか」という、どうでもいい言い争いに(本人たちにとっては切実ですが物語的にはどうでもいい)。シリアスなシーンが多いシーズン3の中で、2人のシーンがいい息抜きになってくれています。
一方、スパイダーの死を悲しむカートライト。
スパイダーにあれだけ何度もこっぴどく裏切られたのに、カートライトいいやつすぎてさらに好きになりました。いろんなドジするカートライトですが、この心の優しさこそが愛すべきキャラクターの理由だなと思います。
誘拐されている状況が続くキャサリンは、ドノヴァンたちから真の狙いを聞きます。1話冒頭の女性(アリソン)の死が、アリソンに極秘文書をリークさせないためのMI5による暗殺だったと考えているドノヴァンは、その極秘文書が何だったのかを突き止めたいということでした。
MI5が身内の暗殺をするはずがない、と言いながらドノヴァンたちに同情的になったキャサリンは、資料がある部屋の番号を伝えます。
ラムとホーの意外な組み合わせ
ラムは、キャサリンが誘拐されている場所を突き止めたホーと、ホーの車で2人で向かいます。
性格の悪さを随所に発揮している超ひねくれ者のホーですが、ラムに一緒に行くぞと言われて素直に喜んでいる様子はちょっとかわいかったです。
舞台は資料保管庫へ
アリソンの死の真相を突き詰めようとするドノヴァンたち。
MI5の長官ティアニーに依頼され、ドノヴァンたちの立ち合いに向かうカートライトと同行するルイーザ、
そして警備会社チーフテンを引き連れドノヴァンたちの逮捕に向かうニックら犬たち。
それぞれが、それぞれの目的で資料保管庫へ向かう展開に。
しかもドノヴァンたちの真の狙いに気づいたティアニーは、なんとニックにドノヴァンたちだけでなく、全員(カートライトたちも含む)を殺すよう指示。
完全に資料保管庫が修羅場になりそうな展開です!
やっぱり優しいカートライト
そんな修羅場に向かいそうな中、車の中で、シーズン2で恋人が殺されたルイーザの心の傷を心配し、不器用ながらもルイーズを慰めるカートライトの優しさがすてきでした。スパイダーの死を悲しむ場面といい、カートライトの優しさが沁みた第4話でした。