【窓際のスパイ】カートライトの優しさが沁みる シーズン3 第4話感想

ラムとホー

第3話の急展開で、訓練だったはずの誘拐が本物の誘拐になり、より複雑な状況に直面するスラウハウスのメンバーたち。
4話は、ドノヴァンの暴走の真の狙いが明らかになる一方で、その背景でまだまだ企みがうごめいていそうな予感がするエピソードでした。
「企みの裏にさらに企みがあって、その企みの裏にさらに企みがあって…まさに企みのミルフィーユや!」(彦摩呂風)
それと、ドジっ子カートライトの優しさが光りました!

目次

3話の急展開後 スラウハウスのメンバーたちは

電話でラムに「クビだ」と言われてしまった、新ポンコツコンビのマーカスとシャーリーは、クビを言い渡されたのが「クスリをやってたシャーリーだけか、それとも2人ともか」という、どうでもいい言い争いに(本人たちにとっては切実ですが物語的にはどうでもいい)。シリアスなシーンが多いシーズン3の中で、2人のシーンがいい息抜きになってくれています。

一方、スパイダーの死を悲しむカートライト。
スパイダーにあれだけ何度もこっぴどく裏切られたのに、カートライトいいやつすぎてさらに好きになりました。いろんなドジするカートライトですが、この心の優しさこそが愛すべきキャラクターの理由だなと思います。

誘拐されている状況が続くキャサリンは、ドノヴァンたちから真の狙いを聞きます。1話冒頭の女性(アリソン)の死が、アリソンに極秘文書をリークさせないためのMI5による暗殺だったと考えているドノヴァンは、その極秘文書が何だったのかを突き止めたいということでした。

MI5が身内の暗殺をするはずがない、と言いながらドノヴァンたちに同情的になったキャサリンは、資料がある部屋の番号を伝えます。

ラムとホーの意外な組み合わせ

ラムは、キャサリンが誘拐されている場所を突き止めたホーと、ホーの車で2人で向かいます。

 意外だけどしっくりくる組み合わせのラムとホー ※出典:AppleTV+

性格の悪さを随所に発揮している超ひねくれ者のホーですが、ラムに一緒に行くぞと言われて素直に喜んでいる様子はちょっとかわいかったです。

舞台は資料保管庫へ

アリソンの死の真相を突き詰めようとするドノヴァンたち。
MI5の長官ティアニーに依頼され、ドノヴァンたちの立ち合いに向かうカートライトと同行するルイーザ、
そして警備会社チーフテンを引き連れドノヴァンたちの逮捕に向かうニックら犬たち。

それぞれが、それぞれの目的で資料保管庫へ向かう展開に。

氷の表情でいろいろ企んでそうなMI5長官ティアニー ※出典:AppleTV+

しかもドノヴァンたちの真の狙いに気づいたティアニーは、なんとニックにドノヴァンたちだけでなく、全員(カートライトたちも含む)を殺すよう指示。

完全に資料保管庫が修羅場になりそうな展開です!

やっぱり優しいカートライト

そんな修羅場に向かいそうな中、車の中で、シーズン2で恋人が殺されたルイーザの心の傷を心配し、不器用ながらもルイーズを慰めるカートライトの優しさがすてきでした。スパイダーの死を悲しむ場面といい、カートライトの優しさが沁みた第4話でした。

カートライトとルイーザ
不器用にルイーザを慰めるカートライト ※出典:AppleTV+
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